PRESSRELEASE プレスリリース

2009.08.26

GMがミシガンの工場の作業に着手。「シボレー・ボルト」のバッテリーが製造される予定

・ミシガン州ブラウンズタウンに、アメリカ初の自動車用リチウムイオン電池量産製造施
・最新かつ高度な技術分野に100以上の雇用を産出

ミシガン州ブラウンズタウン — 米ゼネラルモーターズは、4300万ドルを投じ、「シボレー・ボルト」や他の長距離電気自動車のためのリチムイオン電池パック製造工場を、ミシガン州ブラウンズタウンに開設する予定である。これは、アメリカ初の主要自動車メーカーが運営するリチウムイオン電池製造であり、より燃料効率の良い車両を消費者に届けたいというGMの強い信念を表明している。

この工場は、100を超す先進技術系の雇用を供給し、GMの完全子会社GM Subsystem Manufacturing LLCの一部となる。また、米エネルギー省が先日発表した復興・再投資法の資金援助のほか、州による刺激策も、この工場の開設をサポートしている。

GMの投資は、この16万平方フィート(約4877平方キロメートル)のゴミ処理場を持たない施設、新たな機械・設備、および特別設備に関わる刷新費用・リース費用などに充てられる。電池に特化した一部の機械および設備以外は、GMの他の施設の設備を再利用する。ブラウンズタウンの現地への設備取り付けは現在進行中で、生産は2010年第4四半期に開始され、「シボレー・ボルト」の市場投入を支える。

GM社長兼CEOのフリッツ・ヘンダーソンは、「高度な電池の開発および製造は、電気自動車のトップメーカーを目指すGMの旅路の重要なステップである。最先端を駆使したこの製造工場は、まさにその目標を達成し、燃料効率の良い車両を顧客に提供しようという我々の信念をより強固なものにする」と述べている。

ヘンダーソン社長はまた、高度な電池技術が、アメリカ国家およびミシガン州全体の経済成長にとっていかに重要であるかについても指摘し、次のように述べた。

「高度な電池の開発は、アメリカが長期的な競争力を持ち、技術面でのリーダーシップを強化していく上で欠くことのできない要素である。このブラウンズタウン工場において、GMは、アメリカ国内に製造業雇用を産出する一方で、アメリカの消費者に、国内産の手頃なエネルギー資源を提供すべく貢献していくであろう」

GMのブラウンズタウン電池組み立て工場には、主に3つの組み立てエリアが用意される。バッテリー・モジュールの組み立て前工程および最終工程、そして電池パックのメイン工程を担当するエリアである。組み立て前工程エリアでは、セルが加工処理され、1つのバッテリ・パックを構成する3つのバッテリー・モジュールの1つにインストールされる。組み立て最終工程エリアでは、最終的な組み立ておよび各バッテリーに必要な3つのモジュールに対するテストが行われる。電池パックのメイン工程エリアでは、ホースやストラップの取付けや電気配線などの最終的な仕上げ作業が行われる。また、電池パックの発送に向けた最終テスト、検証、梱包もこのエリアで行われる。

製造・労働関係を担当するGMグループ副社長ゲーリー・カウガーは、「GMブラウンズタウン電池組み立て工場では、フレキシブルな製造レイアウトおよび設備を採用する。それによって、生産量の変化や製品の変化に迅速に対応していくことが可能になるのである。この工場では多数のツールを活用して、バッテリー組み立ての各工程におけるクオリティを確保していく」と述べている。

「シボレー・ボルト」は、この工場で製造されたリチウムイオン電池を初めて搭載するGM長距離電気自動車となる。「ボルト」の16キロワット時の電池は、ボルテックと呼ばれるGMの電気推進システムの心臓部で、150の異なるパーツから成る。8つのパート以外の設計は全てGMで手がけた。

2011年モデルとして2010年後半に生産が開始される予定の「ボルト」は、一回のバッテリーチャージで最高40マイル(約64キロ)までの電気走行が可能で、フレックス燃料のエンジン発電機により、全体の走行距離は300マイル以上が可能となる。また「ボルト」は、燃費率(市街地および高速道路)で3 桁台を公言する初の量産車となる見込みである。プラグイン電気自動車の燃料効率を算出するための米環境保護庁の現法案に基づくと、「ボルト」の市街地走行時の燃費は1ガロンにつき230マイル以上となっている。

6月には、GMは、ミシガン州ウォレンにあるGMのテクニカルセンター内に、アメリカ最大の、そして技術的に最も高度なバッテリー研究所「Global Battery Systems Lab」を開設した。ここではGMの高度なバッテリーの開発および電気走行車両のテストを専門的に行う。ブラウンズタウン電池組み立て工場は、この研究所と密接に連携していく。

ハイブリッド車両・電気車両およびバッテリーを担当する、GMのグローバル・ヴィークル・エンジニアリングの常務取締役ボブ・クルーズは、「高度な電池の開発、試験および製造を社の内部で行うことができるのは、競争力の点で極めて有利である。ブラウンズタウン電池工場により、我々はこの重要な技術の開発および生産全般をコントロールすることが可能になる」と述べた。


以上

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