PRESSRELEASE プレスリリース

2009.08.12

シボレーボルト、市街地走行の燃費(予想値)で1リットルあたり100キロメートルを実現

・複合燃費で100キロメートルあたり2リットル(100マイルあたり1ガロン)を下回る初の量産車
・市街地走行試験で160キロメートル(100マイル)あたり25キロワット時の電気効率を示す
・性能を引き出すカギは毎日の充電

ウォーレン−GMのプラグイン・ハイブリッドカー、シボレーボルトは、米環境保護庁(EPA)が実施する電気自動車向けの燃費計測法(案)を利用した開発試験で、市街地走行で1リットルあたり100キロメートルの燃費を達成する見通しとなった。

長距離走行可能な電気自動車(E-REV)のシボレーボルトは、2010年後半より、2011年モデルとして米国で生産開始が予定されている。1回の充電で、最高64キロメートルの電気走行が可能となる見込みで、フレックス燃料によるエンジン発電機との組み合わせで、航続距離480キロメートル以上を実現する。

GMのフリッツ・ヘンダーソン社長兼CEOは、「我々が確認したデータでは、シボレーボルトを運転する多くの人は、日々の走行では実質的に全くガソリンを使わずに電気モードだけで利用できると思われる。EPAの数値は、顧客が自動車の燃費を比較するための基準となる。100キロメートルあたり2リットル以下の複合燃費を達成するこのクルマは、今後の自動車業界を大きく左右するものとなるだろう」と話した。

またヘンダーソンは、「ボルトの性能を引き出すカギは、少なくとも1日1回は充電することだ」と述べた。

ボルトの実際の性能は、走行距離や積載重量、乗車人数、エアコンやアクセサリー類の使用状況などの諸条件により変わってくる。開発の最終段階にある、電気自動車向けEPA基準では1日1回の充電が想定されている。EPAの試験で、ボルトは市街地および高速走行の両試験サイクルで全く石油燃料を使わずに電気だけで最大で64キロメートルの走行を達成すると予想される。

EPAの新基準では、電気のみでの走行距離は、高速道路よりも市街地の方が長いとしている。EPA基準では、160キロメートル(100マイル)あたりのキロワット時を元に電気効率を算出する。GMでは、ボルトの電気効率が160キロメートル(100マイル)あたりわずか25キロワット時、1キロメートルあたり1.6米セント(米国の電気価格を基にすると0.01ユーロ)になると予想している。

シボレーボルトは主な推進力として電源コードから供給する電力を利用する。走行には、電気モードと長距離走行可能なモードの2モードが用意される。電気モードでは走行時にガソリンを使わず排気ガスも出ない。この1次モードでは、リチウムイオン電池パックに貯蔵された電気エネルギーで走行する。

バッテリーの充電量が少なくなると、自動的に長距離走行可能なモードに切り替わる。この2次モードでは、エンジン発電機が電気を生み出し、数百キロメートルの延長走行が可能になる。強い加速や急な上り坂などでパワーが必要な場合は、バッテリーに貯蔵されたエネルギーでエンジン発電機を補う。

ボルト担当のグローバル車両ラインエグゼクティブ、フランク・ウェーバーは、「1リットルあたり100キロメートルという市街地での燃費は、ボルトの電気推進システムの持つ優れた性能を示すと共に、このシステムがガソリンに取って代わることができることを示している。さらに、中国でも適用される可能性のある欧州の複合サイクルでは、市街地/高速道路の複合燃費が100キロメートルあたり1.6リットルに達する。量産車での実際の試験は、来年、発売が近くなってから行う。当社はこの開発に非常に期待しており、これまでにボルトを開発してきた段階と同様に、当社の研究結果をリアルタイムに共有していくことが重要だと考えている」と話した。


以上

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