2009.05.26
「クルーズ」が2レース連続でダブル優勝!
ポー発 — シボレー・クルーズにとって、またしても輝かしい日となった。極めて難度の高いポーのストリートサーキットで、シボレーチームが二度目のダブル優勝を飾ったのだ。マラケシュ戦の勝利から僅か二週間後、クルーズはフランス戦で第1レース、第2レースともに優勝し、現在の好調ぶりを確かなものとした。第1レースはロブ・ハフが優勝。第2レースではアラン・メニュが優勝し、ロブは3着。今WTCCシーズンのストリートサーキットにおける全レースで優勝を飾っているクルーズは、今回の素晴らしい結果を受けて、自らを「クイーン・オブ・ザ・シティ」として位置付けている。
昨晩遅く、本選手権の委員らは、予選ラップのエンジン回転数が最大値を超えていたとして、9人のドライバーのラップタイムを全て無効にするという決断を下し、ハフ、ラリーニ、メニュはそれぞれ4番、7番、8番グリッドからのスタートとなった。ロブ・ハフが第1レースで堂々の1位ゴールを遂げると、アラン・メニュが8位でゴールし第2レースのポールポジションを獲得した。第2レースでは信じがたいトラブルが発生した。当初レースをリードしていた車がセーフティ・カーと衝突したのだ。レースが再開されると、アランが最後までレースを支配した。今回、ニコラ・ラリーニは、二度もトラブルに巻き込まれ、アンラッキーなシボレードライバーのひとりとなった。
チームのコメント
ロブ・ハフ(1位/3位):「すばらしい週末だった! 嬉しくてたまらない。特に、チームのみんながこのような素晴らしい仕事を成し遂げたことに喜びを感じる。第1レースでは良いスタートが切れて、レースをリードしていたファルファスのすぐ後ろに付いた。2周目、ターン2にさしかかったときにトラック上に、1周目のときには無かったオイルがこぼれていたため、彼が少し外に膨らんだ。その隙に彼をパスすることができ、あとはどれだけ持続できるかどうかの問題だったが、何とか持ちこたえることができた。でもこの17ラップは、自分のこれまでのキャリアの中でも、間違いなく、最も長い17ラップに感じられた。第2レースでも似たような状況で、今度はプリオールが僕の後ろに付けていたが、三位を守り抜くことができたのでよかった。今回このような結果を出せて、今シーズンの幸先はぐっと良くなったように思う。」
アラン・メニュ(8位/1位):「マラケシュでのアンラッキーな週末のあとだけに、今日の成功をとても嬉しく思う。第1レースでは、プリオールとかなり競り合ったが、結局彼に追い越され、次のコーナーではヘルナンデスにも追い越された。その後は、少しペースを失ってしまったので、第2レースのためにいいポジションを確保することだけに集中した。第2レースの立ち上がりはエングストラーが速かったが、それが結局は僕らにとっては良い方向に転じた。というのもあのセーフティ・カーとの信じられないようなトラブルがあったからだ。再開後のスタートではリードを維持することができて、あとはファルファスに注意していればよかった。彼は速かったが、僕は、お互いの間に最小限のギャップを設けるために何度もアタックし、彼のほうからは絶対にアタックできないようにした。それがうまくいき、こんなに素晴らしい、難易度の高いこのトラックで、過去3年間で2度目となる勝利を手に入れることができて非常に嬉しい。このトラックはとても気に入っている。」
ニコラ・ラリーニ(リタイヤ/9位):「今日は自分自身の調子は良くなかったが、チームの成績や、我々がここまで高い競争力をつけてこられたことに対して、非常に嬉しく思う。第1レースでは、少なくとも後ろから5回は追突されたため、前にいた車に衝突し、ラジエーターが壊れてしまった。第2レースは、後方からのスタートだったが、滑り出しは良かったのでいくらかポイントが稼げればいいと思っていた。だが、最終ラップで、僕の前にいたケイヨールが壁に衝突してこちらへ跳ね飛ばされた。ストリートサーキットではこういうことが起きるものだ。」
マーク・バスフィールド:「この週末は実にすばらしい結果がもたらされ、チームの懸命の努力が真に証明された。マラケシュ戦の勢いをそのまま持続するのがどれだけ難しいことかは皆わかっていたが、上位を維持するための出来る限りの手を尽くすべく、ここ2週間、チーム全員がたゆまぬ努力を続けてきた。我々は今、レースを通してこの新型クルーズのデータをたくさん入手し、貴重なセットアップ情報を獲得した。この新モデルも、前身モデルと同様に、ストリートトラックに強いようだ。今週末はBMWもいいポイントを残し、彼らも我々も、現在の首位とのギャップを縮めるなど、この選手権もだいぶ盛り上がってきた。」
エリック・ネーヴェ:「このクルーズを、このような形でヨーロッパデビューさせることができて、しかも、まさにヨーロッパでの市販開始時期と重なり、すばらしい限りだ! 今日の成功はもちろんチームの懸命の努力の賜物であり、今後もまた良い結果がもたらされることを望んでいる。また、スチュワート・ビルもよく働いてくれた。彼は、ポーの工業学校の生徒で、企業教育プログラムの一環として、この週末はうちのメカニックチームと共に働いてくれた。この教育プログラムでは各地の工業学校に3台のシボレーを提供するなどしている。今日の結果から見るに、もしかしたら、スチュワートには、今後の全てのレースでも働いてもらうべきかもしれないね!」
以上

