2007.05.14
マーク・マーティン、ブッシュシリーズに再び参戦
マーク・マーティンが、NASCARブッシュシリーズ3戦の初戦に、ヘンドリック・モータースポーツのチームドライバーとして出場する。マーティンといえば、ブッシュシリーズ史上最多勝記録を持つベテランだが、今回初めてマシンオーナーであるリック・ヘンドリックとチームを組み、シボレー5号車のドライバーとして、今週金曜日にサウスカロライナ州のダーリントン・レースウェイで行われるレースに出場する。マーティンにとって、NASCAR歴25年という長いキャリアの中でも、ヘンドリック・モータースポーツのマシンを駆るのは初めてのこと。その選択が間違っていなかったことを、今週末の初戦で証明することになる。
マーティンは、ダーリントン戦に引き続き、8月のミシガン・インターナショナル・スピードウェイ、11月のホームステッドマイアミ・スピードウェイでのレースにも出場する予定だ。
「リック・ヘンドリックのためにドライブすることができて光栄だ。僕のレーシングドライバーとしてのキャリアに終止符を打つ前に実現できたことは、僕にとって特別の意味がある。熱い想いがみなぎるヘンドリック・モータースポーツの仲間となれたことばかりでなく、素晴らしいスタッフと共に仕事をする機会が与えられたことで、彼らから多くのことを学ぶことができると思う。僕の人生の中でも、最高の時間が過ごせるのではないかと期待している」とマーティンは語る。
「また、5号車というのは僕にとって特別な思い入れがある。オールスター戦で初めてハンドルを握ったのも5号車だったし、そのときNASCARにやってきたカーディーラーがリック・ヘンドリックだった。とにかく格好良かった。僕にとってはひとつの歴史といえる。人間歳をとればとるだけ、自分の歴史にも厚みが増していくものだからね。」
ブッシュシリーズ優勝47回というマーティンの記録は、歴代2位のジャック・イングラムより16回多く、3位のケビン・ハービックより20回も多い。マーティンはこれまでのキャリアの中で、1勝以上挙げた年が14年、同じくポールポジションを1回以上獲得したシーズンは13にものぼる。さらにブッシュシリーズにおいて、ポールポジション獲得通算30回という記録も持つ。
マーティンは、ヘンドリックチームと共に戦うことで、得られるものがあるはずだと期待している。一方、チームオーナーのリック・ヘンドリックも同様の期待を語る。「マーティンがジン・レーシングに移籍するので、今後のサポートやエンジンプログラムについて我々と話をしたがっている、という話を聞いた。それが彼と話をするようになったきっかけだが、そうしたら本人が、いつか我々のチームのブッシュカーに乗ってみたいと言うので、こちらもエキサイティングな気分になったよ。マーク・マーティンと言えば、かの伝説的なレーサーだ。つまり、彼から多くを学べるはずだ、と。実際に、我々はマークから多くの知識や提案を得られると思っている。」
「マークは、サーキットでは実に紳士的で、仮にレースで負けたとしても、彼を見ているとすがすがしい気分にさせてくれるような男だ。マークは、カイル・ブッシュがレース界にデビューした時にもいろいろとフォローしていたし、我々のマシンでダレル・ウォルトリップがデイトナ500で優勝したときも、そうだった。一日の終わりを振り返り、また、これまでの勝利や、勝利に貢献したチームメンバーに想いを巡らすと、マークがリストに加わることで、本当に素晴らしい結果が期待できるのではないかと思っている。」
以 上
photo:07 Daytona NASCAR Nextel Cup Series-Mark Martin

