2007.06.27
チーム・シボレーのトム・ハモンズ、
NHRAプロ・ストックカーレース転身後90戦目に挑む
フロリダ州クレストビュー -「成長」と「前進」、チーム・シボレーに所属するトム・ハモンズの今シーズンの好調ぶりを表すには、この2つの言葉が相応しいかもしれない。昨年、熾烈な戦いを繰り広げるNHRA(ナショナル・ホッドロッド・アソシエーション)のプロ・ストックカーレースの世界に飛び込んだ40歳になる元NBAのパワーフォワードは、これまでに、勝てるチームづくりに向けた努力を積み重ねてきた。ハモンズは今シーズン、エントリーした7戦のうち6戦の出場権を獲得し、調子はさらに上向きであると自信をのぞかせている。
元NBAのパワーフォワードで、ジョージア工科大時代にオールACCスターに2度も選出されたハモンズが、NHRAプロ・ストックカーレースに初参戦したのは1996年、デンバーで開催されたマイル・ハイ・ナショナルズだった。ハモンズは、デビュー戦について、「だいぶ昔のことのような気がする」と言いつつも、「(当時は)これからレースの世界に飛び込んで、世界トップクラスのドライバーと競い合う。そう考えただけで、気が狂いそうになるくらい緊張した。」と当時を振り返る。
「最初のレースから今まで、成功するためには何が必要なのか、僕は数多くのことを学んできた。当初、バスケットボールからレースへの転向は簡単なことだと思っていた。それこそ、ライバル達ともすぐに互角に戦えるようになるのではないかと。だが、僕の考えは完全に間違っていた。これまで紆余曲折はあったが、このスポーツが僕にさまざまな試練や逆境を与えてくれたからこそ、この世界で成功するためには何が必要なのかを知ることができた。その『必要なもの』というのは、チームワークの大切さや献身、そして犠牲をいとわない潔さ。成功するためには、それに相応しいチームを持つべきということだ。」とハモンズは語る。
そして、このたびニュージャージー州のイングリッシュタウンで、レーサーとして90戦目に挑む。この10年間、彼はじっくりと時間をかけ、マッスルカーを操る趣味のウィークエンド・ライダーから、NHRAのプロ・ストック・ドライバーとしての完全転身を図り、第二の人生をスタートさせたのだ。
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