PRESSRELEASE プレスリリース

2008.10.03

小排気量の4気筒ターボエンジンを投入し、低燃費車へのシフトを加速。
低燃費の新型1.4Lターボエンジンを搭載するシボレー・クルーズの導入により、コンパクトカーカテゴリーでトップを狙う

米ミシガン州フリント - 米ゼネラルモーターズ(以下「GM」)は、2011年までに小型4気筒エンジン(1.0-1.4リッター)の生産台数を世界全体で倍増させる。北米を中心としたこの4気筒エンジン倍増戦略の要となるのが、シボレー・クルーズに搭載される新型1.4リッター・ターボエンジンである。

新型1.4リッター・ターボエンジンは、高出力と低燃費を両立させていることが特徴で、同エンジンを搭載するシボレー・クルーズは、米国で2010年半ばに予定されている発売と同時に、優れた低燃費を実現したコンパクトカーとして世界をリードするものと期待される。また同ユニットは、従来の大型エンジンから、コンパクトな4気筒エンジンへと軸足を移すことで、高性能と低燃費を最高のレベルで両立させたいとするGMの取り組みを強調した製品でもある。

GMは、2011年までに北米で生産するエンジンの3分の1を4気筒に、さらに4気筒エンジンの21%(現在の7倍増)についてはターボエンジンへのシフトを目指す。

トーマス・スティーブンス、GMグローバル・パワートレインおよびグローバル品質部門担当執行副社長は「1.4リッター・ターボエンジンをはじめとするハイパワーな4気筒エンジンは、カムシャフトやダイレクトインジェクション、気筒休止システムActive Fuel Management、さらにはクリーンディーゼル、ハイブリッド、フレキシ・フューエル車、6速トランスミッション、電気推進システムなど、GMが誇る先端推進技術において中核的な役割を果たすものと期待している。今後は、今まで以上にスタイルが良く低燃費で、なおかつ走る楽しみも味わえるクルマづくりにこだわっていきたい」と語った。

このGMのこだわりを見事に具現化したモデルが、シボレー・クルーズである。これは世界市場向け新型コンパクトカーで、オハイオ州にあるGMのローズタウン工場から世界各国に向けて供給される。この工場では北米市場向け1.4リッター・ターボエンジン搭載車のほか、小型エンジンを搭載した輸出市場向けモデルの生産を予定している。

自然吸気の1.4リッターエンジンは、2011年モデルとして発売を予定している電気自動車のシボレー・ボルト用の補助エネルギー源として使用される。シボレー・ボルトは、リチウムイオンバッテリーのみで最長40マイル(約64キロメートル)の走行が可能で、たとえバッテリーが切れた場合でも、この1.4 リッターエンジンが駆動・発電することでバッテリーに電力を補充し、航続距離を数百マイル延長することができる。

1.4リッター・ターボエンジンについて
リッター当たり101psを発生する新型1.4リッター・ターボエンジンは、クラスを超えたハイパワーと、コンパクト4気筒ならでは低燃費を両立したことで、あらゆるシーンにおいて優れたパフォーマンスを発揮する。

スティーブンス副社長は「状況に応じて最適なパワーを供給するターボチャージャーの優れたレスポンスは、まるで1台のクルマにパワー重視と燃費重視という 2機のエンジンを積んでいるかのようだ。つまり、パワーと低燃費を最高レベルで両立させたパワーユニットがこの1.4リッター・ターボエンジンである」と語った。

1.4リッター・ターボエンジンはエキゾースト・マニホールドに一体化されたことで軽量化を実現、小型車におけるフレキシブルなパッケージングを可能とした。また、耐久性に優れたGM独自の高剛性クランクシャフトやコンロッドは高い負荷がかかる高回転時においても、常に安定した性能を発揮する。

1.4リッター・ターボの最高出力は104kW(142ps)、最大トルクは200Nm(20.4kg-m)(いずれも推定値)。
GMでは、シボレー・クルーズのほかに、米国市場向けの2モデルにも1.4リッター・ターボエンジンを搭載する予定。

世界市場向けのエンジンラインアップ
GMの小型4気筒ガソリンエンジンは、1.0リッター、1.2リッター、1.4リッターの3種類を用意。いずれも低燃費であることを前提に、連続可変バルブタイミング機構を採用するなど、エンジンの回転域に関係なく最適なパワーと低燃費が実現される設計となっている。
また、トルク特性にも優れており、発進加速時などの低速域でも十分なトルクを発生、いかなる走行状況においても力強い加速感が味わえる。また、トルクコンバーターの設計やトランスミッションギアといったパーツを見直すことにより、今まで以上に優れた走行フィールを実現した。
以上

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