PRESSRELEASE プレスリリース

2005.06.30

コルベットC6-R、ル・マン24時間耐久レースでクラス優勝

- 伝統のル・マンで通算4回目のワン・トゥ・フィニッシュ -


フランス・ルマン発 – 第73回ル・マン24時間耐久レースで、オリバー・ギャビン/オリビエ・ベレッタ/ヤン・マグヌッセン組のコルベットC6-R・64号車がGT1クラスで優勝した。2位にもロン・フェローズ/ジョニー・オコネル/マックス・パピス組のコルベットC6-R・63号車が続いた。この結果、コルベット・レーシングは2年連続、過去5年間のル・マン挑戦で4回目となるワン・トゥ・フィニッシュを達成した。

2台のコルベットC6-Rは各々349周と347周をこなし、総合順位でも5位、6位と、例年通りプロトタイプ・クラスを脅かす強さを発揮して、コルベットのル・マン参戦45周年に相応しいレースを見せた。GT1クラスでは久々のル・マン復帰で注目を集めたアストンマーチンとの間に熱戦を展開。双方の4台が同一周回で競う場面も見られたが、最終的にはアストンマーチンの挑戦を退けてコルベットが勝利。コルベット・レーシングは国際レースにおける通算成績に、38勝目と25回目のワン・トゥ・フィニッシュという新たな記録を加えた。

夜を徹してアストンマーチンを追い上げたコルベットは、スタートから19時間目、ライバルが修理のためピットインすると首位を奪取。その後、コルベットC6-R・64号車は気温36度に達する過酷な状況のなか、3分55秒台のラップタイムを刻み続けてライバルの執拗な追撃を抑えた。レースも残り僅かとなった23時間目、アストンマーチンにトラブルが発生して再びピットイン、コルベットの勝利が決定的となった。

重要な局面で渾身の走りを見せたヤン・マグヌッセンは、「ハードに攻めの走りをした。毎周まるで予選のようだった」と語り、「余計なトラブルに巻き込まれないようにしながら、完走することに集中した。おかげで最後まで戦い抜くことができた。後続を引き離すこともできると判ってからは、走りをエンジョイすることもできた。最高の結果を残すことができて嬉しい」と続けた。

終始ハイペースの走りを見せたオリバー・ギャビンは、「コルベットC6-Rのル・マン初挑戦に素晴らしい成績を残すことができて嬉しい。コルベット・レーシング・チームはどのような状況でも決して諦めない。チームはアストンマーチンの追撃を確実にかわすために必要なラップタイムを私に告げ、我々はそのラップタイムを達成して彼らを退けた。アストンマーチンの健闘には敬意を表する。だが、誰もコルベット・レーシングに勝つことはできない。このチームの一員として勝利に貢献し、オリビエ・ベレッタやヤン・マグヌッセンのような素晴らしいチームメイトと共にドライブできたことを本当に嬉しく思う」と語った。

伝統の1戦でチームを支え、勝利を導いたコルベット・レーシングのプログラムマネージャー、ダグ・フィーハンは、「来るたびに不安に駆られる、ル・マンとはそういうレースだ。昨年、ワン・トゥ・フィニッシュで勝利してから、私はここで再び勝利することができるか不安を抱いてきたが、今年も勝つことができた。ドライビング・ミスもなく、マシンをぶつけることもなく、なにひとつ壊れなかった。これは、毎年ル・マンに挑戦し続け、永年にわたり培ってきた経験の産物だ。来年もル・マンを楽しみにしている」と語った。

コルベットのル・マン初挑戦は45年前、コルベットの育ての親、ゾーラ・アーカス・ダントフがサポートするブリッグス・カニンガム・チームの手によるものであった。今回の勝利は、輝かしいコルベットのレース・ヒストリーに新たな1ページを加えることとなる。 コルベット開発チーフエンジニア、デイブ・ヒルは、「間違いなく、コルベットはワールドクラスの名声を手に入れた」と語り、さらに、「ル・マンで獲得した栄光は、新型Z06をはじめとするコルベットの市販モデルの高性能と深く結びついたものであり、今、コルベットは誕生以来最良の状況にあると思う。チームはバイパー、フェラーリ、アストンマーチンなど、過去最強のライバルを相手に勇敢に戦った。私は6年間ル・マンに参加してきたことを誇りに思う。なかでも今年は最高の年になった」と続けた。

北米GMマーケティング及び宣伝担当副社長、ブレント・デワーは、「これはシボレーにとって歴史的な出来事」と語り、さらに、「シボレーのレーシングDNAは、創設者のルイ・シボレーから受け継がれたものだ。世界的なブランドとしてのシボレーを代表するコルベットが、このル・マンに勝つことには大きな意義がある。コルベットは、スピードばかりでなく、技術、信頼性、耐久性など、あらゆる面で世界の著名なスポーツカーにひけをとらない実力が備わっている。今日の結果をルイ・シボレーやゾーラ・アーカス・ダントフも誇りにしてくれると思う」と続けた。

ル・マン24時間耐久レース GT1クラス結果

順位./Car No./Drivers/Car/Laps
1位.  (64) ギャビン/ベレッタ/マグヌッセン –コルベット C6.R  / 349周
2位.  (63) オコネル/フェローズ/パピス –コルベット C6.R  / 347周
3位.  (59) ブラバム/サラザン/ターナー –アストンマーチンDBR9  / 333周
4位.  (50) グエラール/デュパール/ボッセ -フェラーリ 550  / 324周
5位.  (61) フォメンコ/バジリエフ/ブシュー -フェラーリ 550  / 315周

このページの先頭へ