PRESSRELEASE プレスリリース

2005.09.08

ALMS第8戦 コルベットC6-Rがワン・トゥ・フィニッシュ

- オリバー・ギャビン/オリビエ・ベレッタ組がドライバーズ・ランキング首位に -

カナダ・オンタリオ州ボーマンビル発 - アメリカン・ルマン・シリーズ(以下ALMS)第8戦の決勝レースが9月4日に行われ、オリバー・ギャビン/オリビエ・ベレッタ組のコルベットC6-R 4号車がGT1クラスで優勝した。ジョニー・オコネル/ロン・フェローズ組のコルベットC6-R 3号車は2.022秒差の2位でフィニッシュ。コルベット・レーシングが2戦連続、さらに2001年以降で通算30回目となるワン・トゥ・フィニッシュを飾った。

2時間30分に及ぶ決勝レースでは、終盤、コルベットC6-R 4号車が迅速なピットストップで首位を奪いそのままフィニッシュ。オリバー・ギャビン/オリビエ・ベレッタ組がALMS今季4勝目を獲得し、ドライバーズ・ランキングでロン・フェローズ/ジョニー・オコネル組に1ポイント差の首位に躍り出た。

オリバー・ギャビンは「ピット戦略と迅速なピットワークが勝利につながった。今日のマシンは最速とは言えなかったが、シーズンを通じてのチーム全員の努力が実を結んだ」と語った。

GT1クラスでは、最近の規則変更で各マシンのイコール・コンディション化が図られ、コルベットC6-Rの連戦連勝は難しいとの見方もあった。GT1クラスのポールポジションはサリーンS7Rが奪い、決勝レースでもスタート後1時間53分間にわたりトップを維持。しかし、サリーンは最終ピットストップをコルベット勢よりも先に行い、燃料を多く積んだことが影響してペースダウン。一方のコルベット勢は、タイヤ交換と燃料補給の最終ピットストップを30秒足らずで完了し、サリーンの前でピット・アウトするとそのままフィニッシュした。

オリバー・ギャビンは、「4号車のクルーは最終ストップで素晴らしい仕事をしてくれた。ピット・アウト直後はクリア・ラップに恵まれ、とてもハードに攻めることができた。ジョニー(オコネル)よりも僅かに先にピット・アウトしたが、サリーンが直ぐ背後にまで迫ってきていた。幸運にも、ジョニー(オコネル)がサリーンの前に立ちはだかるかたちになり、トップの座を守ることができた」と語った。

スタート直後のGT1クラスでは、2台のコルベットC6-Rと、サリーンS7R、マセラティMC12の4強がしのぎを削る接戦を展開。1時間を経過した時点では、サリーンS7Rが追撃する2台のコルベットC6-Rに約12秒差でリードしていた。しかし、サリーンS7Rはコルベット勢よりも5分ほど早く先にピットイン。さらに、1時間後の最終ピットストップでもサリーンが先にピットに向かった。決勝レースでは一度もコーション・ピリオドが発せられなかったこともあり、結局、このピット戦略の差によって優位に立ったコルベット勢がワン・トゥ・フィニッシュの勝利を飾った。

優勝したコルベットC6-R 4号車のチーフ・クルー、レイ・ゴングラは、「コルベットC6-R 4号車と3号車は、ほぼ同時にピットインを行った。我々の4号車のほうが迅速に作業を終え、その僅かな差が勝利に結びついた。我々は素早く作業を行い、エンジニアの戦略も見事に当たった。ドライバー、ピットクルー、各自が責務を果たし、一丸となって今日の成果を得た」と語った。

コルベットC6-R 3号車のジョニー・オコネルは、最終ラップでサリーンS7Rの猛追に遭いながら僅か0.644秒差でこれを抑え2位でフィニッシュした。

ジョニー・オコネルは、「本当にハードな戦いだった。フィニッシュまでがすごく長い時間に感じられた。素晴らしいレースでファンも喜んでくれたと思う」と語った。

ジョニー・オコネルとコンビを組むロン・フェローズは、前日に行われたSCCA-GTにチーム・キャデラックから参戦し、キャデラックCTS-Vを駆って見事に優勝。その勝利の勢いをこの日のレースに繋げる意気込みで臨んだ。結局、惜しくも優勝は逃したものの、熱い走りで観衆を沸かせた。

ロン・フェローズは、「今年のベスト・レースだった。残りのレースに向けて、とても縁起がいい」と語り、「ファンもレースの内容に満足してくれたに違いない。最後は予選並みのラップタイムで走っていたし、2位を守り通したジョニー(オコネル)の走りは尊敬に値する」と加えた。

GT1クラスのドライバーズ・チャンピオンシップ争いでは、ランキング1、2位をコルベット勢が独占。第8戦の結果により、オリバー・ギャビン/オリビエ・ベレッタ組が147ポイントで首位に立ち、ロン・フェローズ/ジョニー・オコネル組が1ポイント差の2位となった。

オリビエ・ベレッタは、「お互いに真剣勝負。今日彼らが見せた素晴らしいレースには敬服するよ」と語り、「今日はパーフェクトな一日だった。ポイントをリードすることができて本当に嬉しい。しかし一番重要なのは、コルベットが勝ち続けるということだ」と続けた。

オリバー・ギャビンは、「勢いに乗っているのは僕たちのほうだ。運が良かった部分も少しあるが、内容の濃い良いレースだったという点では同じだ。オリビエ(ベレッタ)とコンビを組んで2年目になるが、全て順調だよ」と続けた。

コルベット・レーシング・プログラムマネージャー、ダグ・フィーハンは、「今日のレースでは、ドライバーをはじめ、クルー、エンジニア達の豊富な経験が勝利の鍵を握っていた。サリーンと我々の2台の速さに違いはほとんど無く、追い抜くことは不可能だった。チームが一丸となり懸命に戦う時には、予想を超える成果が得られることもある。今日のレースがまさにそうだった」と語った。

次戦、ALMS第9戦の決勝レースは10月1日、米ジョージア州ブラセルトンで行われる。

ALMS第8戦 暫定結果
1位 ギャビン/ベレッタ/ / コルベット C6-R 4号車 /119周
2位 オコネル/フェローズ  / コルベット C6-R 3号車  /119周
3位 ボシェラー/モウレム / サリーンS7R /119周
4位 ベルトリーニ/デ・シモーネ / マセラティMC12      /118 周
5位 ウィッカード/ルゴーロ / バイパー    /112

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