2005.10.24
ALMS最終戦、コルベットC6-Rがワン・トゥ・フィニッシュで優勝
-ALMS最終戦、コルベットC6-Rがワン・トゥ・フィニッシュで優勝 -
- ALMS通算45勝目を飾り、圧倒的な強さでシーズンを終了 -
米カリフォルニア州モントレー発 ・2005年アメリカン・ルマン・シリーズ
(以下ALMS)最終戦となる第11戦の決勝レースが10月15日に行われ、オリバー・ギャビン/オリビエ・ベレッタ組のコルベットC6-R 4号車がGT1クラスで優勝した。併せて、同コンビがGT1クラスのドライバーズ・チャンピオンシップを獲得した。2位にはジョニー・オコネル/ロン・フェローズ組のコルベットC6-R 3号車が続いた。
ドライバーズ・チャンピオンシップが決定したことにより、今シーズンのコルベット・レーシングが獲得したタイトルは、GT1クラスのマニュファクチャラーズ・チャンピオンシップ、ドライバーズ・チャンピオンシップ、チーム・チャンピオンシップ、ピット・クルー・チャンピオンシップとなり、圧倒的な強さを見せながら2005年シーズンを終了した。また、ALMSにおけるコルベット・レーシングの通算成績は45勝、ワン・ト?・フィニッシュは31回目となった。
オリビエ・ベレッタは、ALMS通算成績で、ロン・フェローズ、ジョニー・オコネルが持つ最多勝利と並ぶ24勝目を獲得。「ポイントを得てチャンピオンシップを獲得するため、完走を第一に考えながら走った。どんなリスクも犯したくなかった」とベレッタ語り、「努めて冷静に、オーバーテイクする場所も選びながら走った。今シーズンに注がれたチーム・クルーのあらゆる努力を無にしたくなかった。彼らにはチャンピオンシップを得るにふさわしい資格がある、だからどんなミスも犯したくはなかった」と続けた。
オリバー・ギャビンはALMS通算15勝目を獲得。今回はファステスト・ラップを記録する速さも見せた。ギャビンは、「同一周回に5台のGT1マシンがいてコークスクリューで競い合う展開は、今シーズンのベスト・レースのひとつだった」と語り、「コルベットC6-Rは実力を存分に発揮し、今日は向かうところ敵なしだった。このチームで3 年間戦ってきた。ドライバーズ・チャンピオンシップを獲得でき、とても嬉しい」と続けた。
GT1クラスではコルベットをはじめに、アストンマーチン、サリーン、マセラティの接戦が繰り広げられた。スタートから1時間経過時点でコルベット勢は1、2番手。しかし、2時間経過時点ではライバルとテール・ト?・ノーズの争いを繰り広げながら4 、5番手。その後、コルベットC6-R 3号車のロン・フェローズが、ラグナセカ・サーキットの名所、コークスクリュー・コーナーで鮮やかにアストンマーチンを抜き去るなど4台をかわしてトップに躍り出た。
フェローズは、「ブレーキなど、こちらが有利な点が2つあった。コルベットは終始優れたブレーキングを見せ、コーナリングも良かったのであの場所で抜くことができたんだ」と語り、コンビを組むオリバー・ギャビンは、「ロンのあのパッシングは今年のベストだった」と賞賛した。
3時7分、ピットストップでトップ交代の決定的瞬間が訪れた。先にピット・インしたコルベットC6-R 3号車はリアタイヤの交換に手間取り、停止時間が長引いて4号車にリードを許すことになる。
コルベットC6-R 4号車のオリバー・ギャビンは、「ピット・レーンで3号車より前にいることがわかり、これでトップだ!と思った。まだアストンマーチンを抜かなければならなかったけれど、彼らはもう一度ピット・インするはずだからね。今日のマシンは素晴らしいの一言で、誰も僕らを捉えることはできなかった」と語った。
シボレーのゼネラルマネージャー、エド・ペッパーは、「2005年シーズンは、コルベットの国際レース参戦50周年と、GMのスモールブロック・エンジン誕生50周年を祝うにふさわしい、シボレーならびにコルベット・レーシングにとって記念すべき1年間だった」と語り、「シボレーの皆がオリバー・ギャビンとオリビエ・ベレッタを祝福している。今日はコルベット・レーシング・チームも素晴らしいパフォーマンスを見せてくれた。ロン・フェローズとジョニー・オコネルが1年間を通じて見せた多大な努力に敬意を表したい」と続けた。
さらに、エド・ペッパーは、「コルベット・レーシングが再びGT1クラスを制覇したことにより、シボレー創立者のルイ・シボレーから始まった勝利の伝統が継承された」とも語り、「チャンピオンシップを制したコルベットC6-RとコルベットZ06は数々の先端技術を共有しており、レース活動と製品開発の相互作用が生み出す事例として模範となるものだ」と加えた。
来シーズンのALMSは、3月18日フロリダ州セブリングで開催される「セブリング12時間レース」で開幕する。
ALMS第10戦 暫定結果
1位 ギャビン/ベレッタ / コルベット C6-R 4号車 /158周
2位 オコネル/フェローズ / コルベット C6-R 3号車 /157周
3位 コックス/ラミー / アストンマーチン DBR9 /156 周
4位 ブラバム/ターナー / アストンマーチン DBR9 /155 周
5位 ボシェラー/モウレム / サリーンS7R /148 周
6位 ヴィッカード/ルゴーロ / ダッジ・バイパー /137周
7位 ベルトリーニ/デ・シモーネ / マセラティMC12 / 94周

