PRESSRELEASE プレスリリース

2006.05.26

コルベット・レーシング、ミッド・オハイオで連覇達成

2006年5月21日、オハイオ州レキシントン発
朝の雨模様から一転して快晴となったこの日、ミッド・オハイオで開催されたALMS(アメリカン・ル・マン・シリーズ)にて、コルベット・レーシングはその連覇記録をさらに伸ばした。オリバー・ギャビン/オリビエ?ベレッタ組は、ミッド・オハイオ・スポーツカー・コースで優勝。これにより、コルベット・レーシングはGT1クラスのALMSで5戦連続優勝を果たした。2位でフィニッシュしたのはロン・フェローズ/ジョニー・オコネル組で、ワンツー・フィニッシュも5戦連続となった。

ギャビンとベレッタは、2005年7月以降、今回を含めて8回連続でGT1レースを制しており、この日は自身の最多連続勝利記録を塗り替える形となった。ベレッタがALMSで勝利したのはこれで通算27回目である。コルベット・レーシングは過去に1車種でGT1クラス12連続優勝という記録を持っているが、今回の優勝でその記録に並んだ。

コルベットC6-R の4号車をドライブしたギャビン/ベレッタ組と、同C6-Rの 3号車のフェローズ/オコネル組との差は1.833秒。アストン・マーチンDBR9を駆るエンゲ/ターナー組およびラミー/サラツィン組には1ラップの差をつけた。

ギャビンは、「マシンの状態は絶好調で、すばらしいパフォーマンスを見せた。エンジニアやクルーたちもいい仕事をしてくれた。グリップも次第に安定し、ラップを重ねて燃料が軽くなるにつれてタイムも上がってきた。マシンも私の操作によく反応してくれた」と語った。

GT1クラス・レースで、ギャビンはグリーンフラッグが振られるとすぐにポールポジションのアストン・マーチンを抜き去り、首位に立った。その後1時間以上に渡ってグリーンフラッグの状態が継続したが、その間に彼のコルベットは27秒差をつけ、最初のピットインとなった。

ギャビンはその時の様子をこう振り返った。「おかしなスタートだった。一団が最初のコーナーに差し掛かったころ、グリーンフラッグがいきなり振られ、皆は戸惑ってしまった。私にとってはラッキーだった。レーン内のすべてのマシンが一斉に加速し始めて、隙間が空いた。私はその中間に飛び込んだ。そこでアストンと他の数台を抜き去ることができたんだ」

1時間4分後に2台のコルベットがピットインし、ギャビンからベレッタに、オコネルからフェローズに交替して再びレースへと戻った。最初のフルコース・コーション後の再スタートでトーマス・エンゲが首位に立ったが、間もなくタイヤのバーストでピット入りを余儀なくされる。2回目のピットインはスタートから2時間3分後のコーション時に行われたが、コルベット・チームの手際の良いピット作業でアストン・マーチンを1ラップ上回り、ここでアストンの勝機が消え、2台のコルベットの勝敗も決定した。C6-Rの 3号車はピットボックスを離れるときにエンジンがストールしてしまい、主催者側はピットレーン違反としてストップ・アンド・ゴー・ペナルティを課した。それでも2位を堅持した。

ベレッタは、「オリビエはいつもどおり完璧な仕事をし、クルーのピット作業も素晴らしかった。コルベットC6-Rは非常に強靭で、速いマシンだ。最初のうちはマシンに少し締りがない感じもあったが、2度目のイエローフラッグ以降からはまるで飛ぶような走りで、私は余裕をもって走ることができた。最も重要なのは、この難しい2つのレースを連覇した後、2台の完璧なマシンを従えてルマン24時間に挑むことができるという点だ」と語った。

一方、フェローズは2着で意気消沈するも、このレースで使用したルマン仕様のマシンのパフォーマンスには満足したようだ。フェローズは、「我々は今回も運に恵まれなかったようだ。ピット後のエンジンストールは、私のミスだ。新しいリアタイヤを履いてピットを離れた直後、なぜかエンジンが止まってしまい、再始動させることができなかった。レースに戻った頃に、このタイヤの特性が分かった。このタイヤは今回のコースに非常に似た路面を走るルマンでも使用する予定だ」と語った。

コルベット・レーシングの2台のマシンと大量の機器類は、今週末にフランスに空輸され、6月4日に予定されるルマンのテストデイの準備に入る。コルベット・レーシングのプログラム・マネージャーであるダグ・フィーハンは、「今回の件は、フランス行きに備えて我々が準備した確認事項といえる。このレースではルマン仕様のタイヤを使用し、多くの教訓を得た。今日の結果は、我がチームの献身と準備周到さを物語っている。アストン・マーチンのチームは思うがままのスピードを見せつけ、コルベットにとって大きな脅威だった。我々は強力なピット戦略を導入し、コルベット・レーシングが世界最高であるということを示した」と語った。

コルベット・レーシングチームの次のイベントは、6月17日~18日にフランスで開催されるルマン24時間となる。

ALMS第3戦 ミッド・オハイオ GT1クラス結果
順位、ドライバー、マシン、ラップ
1.位 ギャビン/ベレッタ、シボレー・コルベットC6-R、116周
2.位 フェローズ/オコネル、シボレー・コルベットC6-R、116周
3.位 エンゲ/ターナー、アストン・マーチンDBR9、115周
4.位 ラミー/サラザン、アストン・マーチンDBR9、115周

このページの先頭へ