2006.10.04
コルベット・レーシング、プチ・ル・マンで表彰台を獲得
- コルベット・レーシング、プチ・ル・マンで表彰台を獲得 -
米ジョージア州ブラセルトン発(2006年9月30日)
ロードアトランタ・サーキットで行われた、1,000マイルのプチ・ル・マン耐久レースで、コルベット・レーシングは3位と4位でフィニッシュした。今回のレースは、コルベットC6-Rとアストン・マーチンDBR9が、ホイール・トゥ・ホイールのバトルを繰り広げる激しいレース展開となった。オリバー・ギャビン/オリビエ・ベレッタ/ヤン・マグヌッセン組の4号車は、アストン・マーチン007号車および009号車に続く3位、ロン・フェローズ/ジョニー・オコネル/マックス・パピス組の3号車は4位となった。
今回のレースでは、コルベット・レーシングに再び重量ハンディキャップが課せられた。競合マシンには、重量でコルベットより約50kg軽いというアドバンテージが与えられ、さらに、より口径の大きいエンジンリストリクターの使用が許された。コルベットはこうした条件下で、前半7時間はなんとか乗り切ったものの、フロントのブレーキローターやキャリパーの交換などで、ピットストップに時間がかかってしまったことが響いた。
コルベット・レーシングのプログラム・マネージャー、ダグ・フィーハンは、「重量とリストリクターのハンディキャップが課せられたコルベットは、50馬力から60馬力減のハンディを抱えていたことになる。ロードアトランタのようなコースで、こうしたハンディを相殺するには、特別なことをしなければならない。それを今日、我々はブレーキで補おうとしたわけだが、やはり期待通りにはうまく行かなかった」と語った。
レース序盤はGT1クラスで競う4台のマシンが、数秒差でもつれ合う接戦を展開。コルベット・レーシングを襲ったトラブルの最初の兆候は、スタートから7時間後のマグヌッセンがピットインした時に訪れた。ピットクルーが4号車のフロントブレーキを交換する時間に4分間、その16分後、今度はフェローズがピットインし、同様に3号車のフロントブレーキを交換する時間も大きくかかった。その遅れが勝敗を決定づけた。
フェローズは、「ブレーキに問題が起きそうな気配なんて、少しもなかったよ。カーボンブレーキの効きもスチールブレーキと同じように変わらなかった。だが、アストン・マーチンと違って我々に課せられた重量ハンディが、明らかにブレーキの摩耗を早めたのだろう」と説明する。
ギャビンは、今日のレースを次のように振り返った。「スタートから波乱含みの展開だった。クルーの対応やピットストップは完璧だったので、ブレーキを酷使し過ぎたのが悔やまれる。だけど、レースは結果がすべて。今日のレースを教訓に、気持ちを新たに最終戦のラグナ・セカに臨むよ」
コルベット・レーシングがロードアトランタで敗れたことで、シーズンを通した熱い戦いの行方は、10月21日にカリフォルニア州モントレーで行われる、シーズン最終戦までもつれ込みそうな様相を呈してきた。コルベット・レーシングは、マニュファクチャラーで7ポイント差の首位。一方、ドライバーズポイントでは、ベレッタとギャビンが2位と11ポイント差で首位に立っている。
プチ・ル・マンGT1レース結果
順位/ドライバー/マシン/ラップ
1. エンゲ/ターナー、アストン・マーチンDBR9、374
2. ラミー/サラツィン、アストン・マーチンDBR9、373
3. ギャビン/ベレッタ/マグヌッセン、シボレー・コルベットC6-R、372
4. フェローズ/オコネル/パピス、シボレー・コルベットC6-R、371
GT1チャンピオンシップ順位表(10レース中9レース終了時)
マニュファクチャラー/ポイント
1. シボレー・コルベット 170
2. アストン・マーチン 163
3. サリーン 14
ドライバー/マシン/ポイント
1. オリビエ・ベレッタ/オリバー・ギャビン、コルベットC6-R、157
2. トーマス・エンゲ、アストン・マーチンDBR9、146
3. ステファン・サラツィン、アストン・マーチンDBR9、140
4. ロン・フェローズ/ジョニー・オコネル、コルベットC6-R、136
5. ダレン・ターナー、アストン・マーチンDBR9、133
6. ペドロ・ラミー、アストン・マーチンDBR9、124

