2007.05.14
コルベット・レーシング、モスポートGP戦でフェローズとピルグリムのペアが復活
アメリカン・ル・マンシリーズのカナダGPに3台目のコルベットC6-Rがエントリー
デトロイト発 - コルベット・レーシングは、8月26日にカナダ・オンタリオ州ボウマンビルにあるモスポート・インターナショナル・レースウェイで行われるモスポートGP に、ロン・フェローズとアンディ・ピルグリムをドライバーとする3台目のコルベットC6-Rをエントリーする。かつてのチームメイトであるフェローズとピルグリムは、オンタリオ州ミシサガにあるカナディアンサーキットで、アメリカン・ル・マンシリーズの第9戦に再びペアを組んで出場する。
フェローズは、「今から興奮している。アンディも同じ
だろう。面白いレースになるに違いない。アンディと僕はいずれも、コルベット・レーシングの歴史の一部を担ってきた。だから今回のレースを非常に楽しみにしている」と語っている。
フェローズとピルグリムは、2000年8月にペアを組み、モスポート戦に出場。この時は、レース終盤にコースがウェットからドライへと変化するなど、路面のコンディションに泣かされ、2位に終わった。だがその1ヶ月後のテキサス・モータースピードウェイでのレースで同ペアは見事に優勝、コルベット・レーシング55勝の幕開けとなる1勝目をあげた。
ピルグリムは、「カナダでロンと組んで走れると思うと、興奮する。モスポートはロンにとって特別な場所。だから僕としても、モスポートで彼とチームを組んで戦うことを考えると、わくわくする。ロンとは常に素晴らしい戦いをしてきたが、今度のレースの舞台が彼のホームベースであることを考えると、さらに良い結果が出せるのではないかと期待している。とくに、ハイスピードコースのモスポートでGT1コルベットを駆れるなんて、本当に素晴らしいことだよ」と語った。
3台目のコルベットC6-Rには、アメリカン・ル・マンシリーズ制覇を記念して作られた限定モデル、『ロン・フェローズALMS GT1チャンピオンシップ・コルベットZ06』の発売を記念する、アークティックホワイトのペイントが施されるという。
GMレーシングのロード・レーシング・グループマネージャー、スティーブ・ウェソロスキーは、次のように説明する。「チームは、モスポートの地で、ロンをはじめ、彼の多くの友人やファンを迎えたいと願ってきた。アンディ・ピルグリムは、ロンのチームメイトにはうってつけの人物。このペアはコルベット・レーシングに記念すべき1勝をもたらしてくれたし、チーム・キャデラックでも複数のレースを共に戦っている。アンディはコルベット・ミュージアムへの関わりも深く、コルベットのイベントでも非常に人気がある。モスポート戦は、2人の偉大なコルベットレーサーにスポットライトが当たるいい機会となるだろう。」
フェローズとピルグリムの2人の脳裏には、一周2.459マイルのカナディアンサーキットで繰り広げられた高速レースでの記憶が鮮明に焼き付いている。
その時のことを、ロンが次のように振り返る。「ロンとペアを組んだのは、モスポートでのレースが初めてだった。そのレースで僕らは優勝をほぼ手中に収めかけていたのだが、レース終盤になって、ドライの路面にレインタイヤを履いていたことが原因でリードを失い、残念な結果に終わってしまった。しかし、次のテキサスでのレースで優勝し、すぐに借りを返したけどね。」
一方フェローズは、「僕らがモスポートに行ったら、GMレーシングを必ず勝たせることができる。僕はそう確信していた。途中まで有利な展開だったが、レインタイヤを履いているのにコースが乾き切ってしまった。天候の変化はまさにアンラッキーだったとしか言いようがないが、いいレースだったよ」と振り返る。
ピルグリムとフェローズは、ALMS戦ではコルベットC6-Rを、SCCSワールドチャレンジGT戦ではキャデラックCTS-Vレースカーと、モスポートで「一人二役」の活躍をすることになる。
「アンディには、ふたりでパドックからパドックまでジョギングしようか、と冗談めかして言っている。この2、3年に僕がモスポートでやってきたことが、感覚的につかめるかと思ってね。」
以上

