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C3 RACING

CORVETTE RACING:C3


67年秋に発表されたC3コルベットスティングレイはプロダクションイヤーとなった翌68年から早速モータースポーツシーンに登場している。とはいえ完全なワークス参戦ではなく、あくまでもプライベーターによるレース参加というカタチをとっていた。主な活動領域はSCCAプロダクションクラスであり、デイトナ24時間やセブリング12時間、そしてル・マン24時間といった国際格式の耐久レースが主であった。

8年2月に開催された24時間デイトナコンチネンタルレースにはキャリーオーバーの67年型に加えて2台の新型が参戦。このときクラス優勝(総合10位)したのは完成度の高かった旧型であったが、翌3月フロリダで開催されたセブリング12時間レースでは3台のC3レーサーが出場し、うち1台がGTクラス優勝を飾っている。
デイトナ24時間では70年から72年までGTクラス優勝を飾り、特に71年と72年には総合4位を獲得。また72年のセブリング12時間ではクラス優勝と総合3位という好成績を収めた。また72年には69年式のコンバーチブルをGTレーサーに仕立てたモデルも出場した。

70年代半ばまで、数多くのプライベーターによってSCCAプロダクションレースで大活躍したのも言うまでもない。また国際格式のグループ4やグループ5に出場したC3コルベットの異様なまでのルックスはコルベット史上最も戦闘的なカタチとして記憶に残るものだった。耐久レースだけでなく、いかにもアメリカらしい競技、スピードトライアルでも歴史的な戦績を収めている。80年に開催された有名なボンネビル・スピードトライアルにて、68年型コルベットを改造したマシンがAA/GTクラスに出場。最高速度240.728mph(約385Km/h)を記録し、当時のストック(市販)ボディ世界最速の記録をうち立てた。ちなみにエンジンの仕様は430cu.inのビックブロック・ツインターボチャージャーというモンスターであった。

C3コルベットはその性格をグランドツーリングカーよりに傾斜させたモデルではあったが、多くのプライベートレーサーにとってはポルシェ911に代表されるヨーロッパのスポーツカーと堂々張り合える、頼もしいアメリカン(つまり国産)スポーツカーだったのだ。

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