HISTORY

  • 1953-1962 FIRST CORVETTE
  • 1963-1967 STING RAY
  • 1968-1982 TRUE AMERICAN SPORTS
  • 1983-1996 WORLD GRAND SPORTS
1983-1996 WORLD GRAND SPORTS

1983年9月にデビューしたC4。開発がずれ込んだ影響もあって、1984年式からの発売となった。 従来のようなスポーツカーというよりも高性能快適GTカーとなり、室内の装備も充実した。 またC3までのスタイルと比べ、ピュア・スポーツカーとしてのオーラに欠ける、という声もあがった。 しかし、実際は運動性能の向上と安定性のために、ホイールベースを短くトレッドをワイド化。

デビュー当初、最大出力205psを発揮する5735ccV8エンジンを搭載し、最終的には300psまでパワーアップ。 4ATと電磁式オーバードライブが効く4MTを組み合わせた。 スペックこそ以前のような“凄さ”は減ったが、軽量ボディ、空力特性や各種ハード部分の効率化により優れたパフォーマンスを手にしていた。 コルベットのモデルチェンジスパンは一般的に長いが、C4はなんと13年。 総計36万台弱を世に送り出し、1997年に現行型のC5へとフルモデルチェンジした。


1984 CORVETTE COUPE 一般的なセダンよりも充実した装備内容、従来よりも“クセ”のないスマートなスタイルでGT色を強めた4代目コルベット。 C3に比べホイールベースは1.8インチ短い96.2インチ、トレッドは前後とも0.9インチ拡大し59.6インチ/60.4インチとなった。 これは明らかに運動性能と安定性向上のための措置だ。 ボディの空力特性も高まりCd値は0.34を達成。 また、ボディの軽量化の恩恵もあって、C4は最高速度250km/hを誇った。
当初、最高出力205ps/4200&最大トルク32.1kg-m/2800rpmを発揮した5735ccV8エンジンのみを搭載。 年々パワーアップを図り、最終的には300psまで進化を遂げた。 デビュー当初、パッケージオプションにはZ51と呼ばれるパフォーマンス仕様が設定された。 中身はワイドホイール、クィックステアリング、デルコ・ビルシュタイン・ショックアブソーバーなどで、1984年式の約半数が装着するほどの人気を集めた。 1984年式はノーマルでも足回りが硬く(後にスプリングレートを下げた)、Z51は相当ハードだったという。

1985年から吸気システムとインジェクションを変更。エンジンの最高出力は230psにパワーアップした。 懸案だったハードな乗り心地を改善するために、スプリングレートも見直した。 この年のZ51の乗り心地は前年の標準仕様車よりもマイルドだった、というから1984年式がどれだけハードだったかが想像できるだろう。 そして、1986年には標準車の乗り心地もマイルド化された。

従来は毎年かなりのマイナーチェンジが施されたのだが、C4では少しずつ改良されていった。 1987年、エンジンは240psにパワーアップ。 Z51はこの年からMT車のみに設定されるようになった。 また、Z51にはパワーステアリング・クーラーが新たに加り、Z52と呼ばれるスポーツ・パフォーマンス・パッケージが設定された。 Z52はZ51のオプション装備からスプリングをノーマル仕様としたもの。

1991 CORVETTE ZR-1 1988年から91年までのモデルは、オプションのパフォーマンスアクスルを選択すると、異なるマフラーが装着され最高出力は標準仕様車+5psというスペックをもつ。 また、1988年からZ51のパッケージには大型ブレーキローター&キャリパーを追加。 1990年に標準仕様エンジンの最高出力は245psになった。また、PROLT5と呼ばれる375psを誇る5735ccエンジンがZR-1に導入された。 このエンジンや強化されたサスペンションはイギリスの名門スポーツカー・メーカー、ロータスがチューニングを施した。 組み合わせたトランスミッションはZF製の6MTだ。
1991年には250psまでパワーアップした標準仕様車。 この年にZ51はよりハードなZ07へバトンタッチ。 1992年にはLT5エンジンに新型インテーク・マニフォールドや過冷却防止装置などを追加し、LT1という名称が与えられた。 最高出力は300psで、標準仕様エンジンとして用いられることになった。 この頃になるとトラクション・コントロールも標準装備となり、巨大なトルクに対応できるようフロント275/40ZR17、リア315/35ZR17タイヤが装着された。

1993 40TH ANNIVERSARY 1993年はコルベット誕生40周年アニバーサリー・モデルが登場。 内外装をルビー・レッドの特別色で統一したもので、ヘッドレストにはアニバーサリーモデルの刻印が施された。 1994年、ZR-1は405psを達成するまでに至り、1996年にはラインナップから消えた。 その代わりに登場したのが、標準仕様エンジンをベースにチューンナップし330psになったLT4エンジンだ。 C4ラスト・イヤーには、LT4エンジンを搭載したいくつかの特別仕様車を投入。 「コレクターズ・エディション」は専用色、セブリング・シルバーのボディカラー、スペシャル・インテリアやホイール、そして、ZR1譲りのメカニズムをもつ。 同様にZR1譲りのメカニズムを受け継いだ、「グラン・スポーツ」と呼ばれるスペシャルモデルも登場した。 1960年代に活躍したレーシング・モデルの名を復刻したもので、アドミラル・ブルーのボディカラーに白のストライプが真中に入るものだった。 そしてようやく1997年、5代目コルベット(現行型)へとたすきが渡されることになった。

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